セラフィムが新たなS2高効率モジュールを発表

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世界クラスのソーラー製品メーカーである江蘇セラフィムソーラーシステム有限公司(Jiangsu Seraphim Solar System Co., Ltd.、以下「セラフィム」)は5月6日、同社最新製品であるS2高効率シングルドモジュールを公開した。

セラフィムによれば、新たなS2シングルドモジュールは、より高い効率性により発電量を拡大することができる。158.75mmセルを6片に切断し、従来のリボンを導電性接着材に置き換える新たなS2シングルドモジュールは最大効率20.81%、モジュール出力は最大440Wを実現することができる。

ソーラーパネル効率は、あるパネルが太陽エネルギーのどの程度を使用可能電力に変換することができるかを測定する。エネルギーは、ソーラーパネル内のシリコンまたは薄膜セルに太陽光が当たり反応する際に発生する電流をとらえることで変換される。

高効率性に加え、新たな製品は信頼性と耐久性が向上し、減衰率は通常のモジュールより1.7%低い。

セラフィムのポラリス・リー社長は「全面改良したシングルドモジュールである新製品は、シングルドモジュール技術においてセラフィムが達成した大きな前進を象徴する。イノベーションがわれわれの内なる力だとしたら、この新たなS2シングルドモジュールは市場で勝つためのわれわれの武器である。セラフィムは業界で最初にシングルドモジュールの量産を始めた企業の1つである。数年来、当社は研究開発を継続的に強化し、卓越性を求め努力してきた。新たなS2シングルドモジュールがより優れた製品体験を顧客にもたらすと信じている」と述べた。

近年、シングルドモジュールはますます多くのメーカーの関心を集めている。シングルドモジュールは今後数年間に生産能力が急成長するとみられ、セラフィムは長期的にはシングルドモジュールが太陽光発電(PV)市場で主流のモジュールになると予想している。

セラフィムは2011年に創設されて以来、PV製品の研究・開発、生産、イノベーション、販売に特化してきた。これまでに8GW以上のセラフィム製品が、世界40カ国余りで設置されている。